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研究会概要

肝細胞研究会は、肝臓の構成細胞に関する最先端研究の発展に寄与することを目的に1994年に発足しました。会員は、基礎系と臨床系の研究者で構成され、その数は2007年4月現在で314名です。

学術集会

会員及びその関係者が参加して、毎年6月下旬から7月上旬の2日間に開催され、肝実質細胞及び肝非実質細胞の形態と機能、発生、分化、増殖、細胞死、発癌、さらに近年は肝幹細胞をめぐっても活発な討論を重ねて参りました。毎回、若手研究者の参加が多く、優れた研究発表には表彰も行っています。[これまでの研究会HP]

本研究会の意義

基礎研究と臨床研究との情報交換により新たな発想を醸成することにあります。実際、肝細胞や肝幹細胞の分化・増殖を制御する培養系に関する斬新な基礎研究が細胞移植や人工肝臓による肝疾患治療への臨床応用に繋がり、ヒト肝細胞のキメラ動物の開発が創薬に向けた重要な基盤を案出しております。また、臨床研究者からは臨床現場で求められている夢を基礎研究者に投げかけ、あるいは臨床から見た基礎研究の方向性について積極的に意見を述べ、両者が協力して新たな課題を構築し推進する場となっております。

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